DENON 「AH-D5000」 メンテナンス
昨日、裁縫(義務教育以来)なんて書きましたけど、本当に久方ぶり…もう初めてといっても過言ではありません。
昨日のパーツですけど、長年愛用してきたDENONのAH-D5000という愛用している普段使いのヘッドホンのパーツです。

イヤーパッドやヘッドバンドカバーはもちろん、ケーブル保護?のゴムまで切れてしまっていてもうボロボロ。
前々からどうにかしたかったんですけど、会社が倒産して昼間に聴けるようになったのでスピーカーばかりで聴く機会が少なくなりズルズルと延期してきました。
ところが最近、機器を大量処分しましたけど、こちらはこんな状態では売値が付かないでしょうし、何より愛用品。後回しにしてきましたが、ようやく重い腰を上げ修理してみる事にしました。

SennheiserのHD800は手放したので、残っているのはこのAH-D5000とGRADOのPS1000eBalancedというヘッドホンの2つ。
後はLogicoolのG433(笑)。
HD800は音場と言ってもスピーカーを変える毎に出番が少なくなって、最終的に同時に処分したメインスピーカーになってからは一度も聴いていなかったので、スピーカーにはない尖っていて楽しいPS1000eBalancedが残る事に。

イヤーパッドは普通に売られているので、交換するだけ。
回して外し新しいイヤーパッドに付け替えて取り付けて終わり。
ついでにゴムも解決。整えるために面を削って接着したので短くなってしまいましたけど。
これらは簡単な作業で済みますけど、問題はヘッドハンドカバー。
こちらはどうやら販売されていないみたいです。
アマゾンで上から巻く感じのチャック式のヘッドホンカバーが1000円位でありましたけど、折角なのでこちらも何とかしてみる事に。
この為に昨日

これを縫っていました。
実は革もイヤーパッドも随分昔(3年位前?)に購入していて、放置していたのですけど今回ようやく日の目を見る事に。
ヘッドハンドカバーですけど、側はM2×3のネジ2本で止められているだけなので外すだけですけど、ネジが弱いのか経年劣化なのかなめやすく潰れやすいので注意が必要だと思います。
まぁ私は力が弱いからであって健常者の方なら問題ないとは思いますけど、一つネジ頭が半分潰れてしまって何とか外れましたけど、それはもう冷や汗ものでした(M2×3が中々見つからず4mmの長さのネジを1mm削る羽目に)。

ヘッドハンドカバーの中に入っている形状を保つ金物、それと関係ありませんけどイヤーパッドを固定するプラスチック。
金物の先端に穴が開いていますけど、こちらの穴と本体でねじ止めされています。
カバーは中で接着されているので剥がすしかありませんでした。

外したカバー。
合皮がポロポロ剥がれて作業の邪魔になるので、逆に全て剥ぎ取りました。

因みに断面ですけど、プラスチックの板が二枚入っていて下のプラスチックに沿うように金物が入っていてするりと抜ける構造。
上のプラスチックはホッチキスでカバーとずれないよう止められていました。
裁縫ですけど、まずは採寸し切断。
因みに採寸ですけど、長手方向ですが外側が伸びる方向なので気持ち長めの方が良いと思います。
元々長めでネジ止めしているカバーの内側に隠れますが、長すぎても後から切れますし、縫う際にギュウギュウに縛ると若干縮んでしまうみたいでして。
正直、同寸法ですと結構ギリギリでした。
いつもなら裁縫は母にお願いしていたのですが、今回は固すぎて針が通らず無理との事でしたので、足りない頭で無い知恵を絞り

使用したのはフォーク(食器で何という事を(汗))
調べたら菱目打ちなるものがあるみたいでしたけど、どうせこれっきりで今後は使う事は無いと思いますし、形状を見たらフォークを思い出しまして。
測ったら丁度5mmピッチ。
革に線を引いて線に沿ってグリグリと痕をつけていき、最後にキリで一個一個穴あけした後に針が通るのを確認。
それから地道に縫っていきました。
縫うというよりすでに穴を開けているものですから、靴に紐を通すといった感じで私でも何とか。
最後に金物を入れたのですが、馴染んでいない為通すのに一苦労。
プラスチックのガイドが無ければ恐らく通せませんでした。

最後に組み込んで完成。
もう少し濃い茶色が良かったですけど、黒からハウジングと同系統の色に。

メンテナンス前と後。
不器用なド素人なのでこれが限界。
見た目がどうだろうが、自分でここまで出来たので十分満足しています。
問題は当然ですけど外と内の差により皺が…革だから装着すると気になります。
もっと柔らかい素材にするべきだったでしょうか。
革だから使っている内に馴染んで柔らかくなっていく思いますけど、無理なら熱かクリームを使用するしかありませんか。
しかしやはり音は良い(最近PCでG433ばかりだったから特にかも知れませんが)。
普段使いとして活躍してくれそうです(内側の皺が早く馴染んでくれるといいな)。
AH-D5000とPS1000eBalancedの為にスルーアウト+3Pinバランスの付いたヘッドホンアンプが欲しい…。
昨日のパーツですけど、長年愛用してきたDENONのAH-D5000という愛用している普段使いのヘッドホンのパーツです。

イヤーパッドやヘッドバンドカバーはもちろん、ケーブル保護?のゴムまで切れてしまっていてもうボロボロ。
前々からどうにかしたかったんですけど、会社が倒産して昼間に聴けるようになったのでスピーカーばかりで聴く機会が少なくなりズルズルと延期してきました。
ところが最近、機器を大量処分しましたけど、こちらはこんな状態では売値が付かないでしょうし、何より愛用品。後回しにしてきましたが、ようやく重い腰を上げ修理してみる事にしました。

SennheiserのHD800は手放したので、残っているのはこのAH-D5000とGRADOのPS1000eBalancedというヘッドホンの2つ。
後はLogicoolのG433(笑)。
HD800は音場と言ってもスピーカーを変える毎に出番が少なくなって、最終的に同時に処分したメインスピーカーになってからは一度も聴いていなかったので、スピーカーにはない尖っていて楽しいPS1000eBalancedが残る事に。

イヤーパッドは普通に売られているので、交換するだけ。
回して外し新しいイヤーパッドに付け替えて取り付けて終わり。
ついでにゴムも解決。整えるために面を削って接着したので短くなってしまいましたけど。
これらは簡単な作業で済みますけど、問題はヘッドハンドカバー。
こちらはどうやら販売されていないみたいです。
アマゾンで上から巻く感じのチャック式のヘッドホンカバーが1000円位でありましたけど、折角なのでこちらも何とかしてみる事に。
この為に昨日

これを縫っていました。
実は革もイヤーパッドも随分昔(3年位前?)に購入していて、放置していたのですけど今回ようやく日の目を見る事に。
ヘッドハンドカバーですけど、側はM2×3のネジ2本で止められているだけなので外すだけですけど、ネジが弱いのか経年劣化なのかなめやすく潰れやすいので注意が必要だと思います。
まぁ私は力が弱いからであって健常者の方なら問題ないとは思いますけど、一つネジ頭が半分潰れてしまって何とか外れましたけど、それはもう冷や汗ものでした(M2×3が中々見つからず4mmの長さのネジを1mm削る羽目に)。

ヘッドハンドカバーの中に入っている形状を保つ金物、それと関係ありませんけどイヤーパッドを固定するプラスチック。
金物の先端に穴が開いていますけど、こちらの穴と本体でねじ止めされています。
カバーは中で接着されているので剥がすしかありませんでした。

外したカバー。
合皮がポロポロ剥がれて作業の邪魔になるので、逆に全て剥ぎ取りました。

因みに断面ですけど、プラスチックの板が二枚入っていて下のプラスチックに沿うように金物が入っていてするりと抜ける構造。
上のプラスチックはホッチキスでカバーとずれないよう止められていました。
裁縫ですけど、まずは採寸し切断。
因みに採寸ですけど、長手方向ですが外側が伸びる方向なので気持ち長めの方が良いと思います。
元々長めでネジ止めしているカバーの内側に隠れますが、長すぎても後から切れますし、縫う際にギュウギュウに縛ると若干縮んでしまうみたいでして。
正直、同寸法ですと結構ギリギリでした。
いつもなら裁縫は母にお願いしていたのですが、今回は固すぎて針が通らず無理との事でしたので、足りない頭で無い知恵を絞り

使用したのはフォーク(食器で何という事を(汗))
調べたら菱目打ちなるものがあるみたいでしたけど、どうせこれっきりで今後は使う事は無いと思いますし、形状を見たらフォークを思い出しまして。
測ったら丁度5mmピッチ。
革に線を引いて線に沿ってグリグリと痕をつけていき、最後にキリで一個一個穴あけした後に針が通るのを確認。
それから地道に縫っていきました。
縫うというよりすでに穴を開けているものですから、靴に紐を通すといった感じで私でも何とか。
最後に金物を入れたのですが、馴染んでいない為通すのに一苦労。
プラスチックのガイドが無ければ恐らく通せませんでした。

最後に組み込んで完成。
もう少し濃い茶色が良かったですけど、黒からハウジングと同系統の色に。

メンテナンス前と後。
不器用なド素人なのでこれが限界。
見た目がどうだろうが、自分でここまで出来たので十分満足しています。
問題は当然ですけど外と内の差により皺が…革だから装着すると気になります。
もっと柔らかい素材にするべきだったでしょうか。
革だから使っている内に馴染んで柔らかくなっていく思いますけど、無理なら熱かクリームを使用するしかありませんか。
しかしやはり音は良い(最近PCでG433ばかりだったから特にかも知れませんが)。
普段使いとして活躍してくれそうです(内側の皺が早く馴染んでくれるといいな)。
AH-D5000とPS1000eBalancedの為にスルーアウト+3Pinバランスの付いたヘッドホンアンプが欲しい…。
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