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評論家なんて要はマニアかと・・・

私的法則
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ブロガー-1(201014)

前の部屋の本棚を整理したのですが、こんな本が。
クラシックを聴き始めの頃はこんなものを買ってしまったという反省をこめて残しています。

人がどう言おうとも、自分が好きか嫌いかは自分でしか解らない。
演奏の良し悪しで聴くのではなくて、好き嫌いで聴くと思っていますので。
結局自分が気に入ったものばかり聴く事になりますし。


この本ってぶっちゃけ自称評論家達が自分押しの演奏家を褒めるだけの本。
これの続編が出版されて立ち読みした時、確かクナッパーツブッシュのページで宇野功芳氏が前回(上の本)でセル如きが紹介されたのにクナッパーツブッシュが紹介されないのはおかしい何とか書かれていて(うろ覚えですけどこんな感じだったかと)、呆れを通り越し最早滑稽で購入意欲を無くし本棚に戻した経験があります。

人それぞれだから好き嫌いはあるでしょうけど、自分が嫌いな指揮者が先に紹介され好きな指揮者が後回しにされたのが気に食わないからって、わざわざ好きな指揮者のページで嫌いな指揮者を名指しで出すってどれだけ…知識はどうか知りませんが、知恵も見識も足りないこんな自己中心的な人物に評論家って肩書いりますかね?

これってもうただのマニアでは…。出版社もちょっとは考えたらどうかと思いました。
それともこういう書き方の方が売れると踏んだのだろうか?まともな思考なら自分押しの指揮者を偉く見せるためにわざわざ嫌いな指揮者を貶めるなんて、まともではないと思うはずですが。


上の人物は極端ですけど自分押しの演奏家になるほど、どんな評論家であってもどうしても目が曇ってしまうと思うんですよ。
私は馬鹿かつ偏屈なので優れた知恵と見識を持つ本物の評論家を見抜くのが難しい。今まで多くの偽物自称評論家に騙されてきたことと思います。

それでも演奏の良し悪しって出来もしない評論家が金を貰って決める事なの?なんて思っている自分がいます。
演奏家同士で批評してこそ成立するものでは?
聴く側は好きなものを聴ければそれでいいんですよ。
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  • posted by ヨウ

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